不動産業界の魅力と厳しさ

不動産業界に転職した場合、社内の競争意識が高いため必然的に出世を意識して働く方が増えてきます。しかし、会社では全員が同じように出世するわけではありません。不動産営業のように明確な数字で結果が出てくる部署では、営業成績が良い人が出世しやすいと言えるでしょう。一方、営業成績が悪ければ出世も出来ず、40代、50代になっても新卒並みの給料しかもらえないという厳しい会社もあります。厳しい反面こうした成果主義が、不動産業界にやる気のある転職者を引きつける大きな魅力になっています。

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飛び込みやすい不動産業界

不動産業界は未経験、無資格からでも挑戦しやすい業種です。それは、人の出入りが激しい業界という側面があるからです。仕事の厳しさやあまりの忙しさに辞めていく人も多いですが、逆に言えばそれまで全くの異業種で働いていた人も、やる気さえあれば転職して挑戦できるチャンスがあるという事です。また、殆どの不動産会社が年齢制限を設けていません。不動産業界は厳しい反面敷居が低く、とにかく頑張って成果を出せばきちんと収入で見返りがある、わかりやすい業界なのです。

不動産業界の収入

不動産営業マンの年収は平均600万円ほど。ただし、地方の会社や規模が小さい会社だともう少し少なくなる可能性もあります。しかし、日本人の平均年収は420万円なので、不動産業界に転職すれば高収入が得られる業界であることは間違いありません。基本給は15~25万円位ですが、宅建士や建築士などの資格を持っている場合、別に資格手当を給付する会社が多くなっています。資格手当は1~5万円くらいが相場です。また、不動産営業には基本給、資格手当とは別に歩合給があります。歩合給とは売り上げた分、実績に応じて給料に跳ね返ってくるものです。たとえば、「賃貸の場合、仲介手数料で20万円以上の売り上げは10%給料に上乗せする」など、会社によってパーセンテージやその仕組みもさまざまです。不動産会社の歩合の中で1番大きな金額になるのは売買物件を扱う時です。何千万という売買物件を仲介した手数料の中から歩合を貰うので、50万や100万という金額になる場合もあります。そのため、不動産業界には月にして100万円を超えるお給料を貰う方は珍しくありません。不動産営業の方の中には高級車に乗り、高級腕時計をする、見た目からしてお金持ちっぽい人が多いのはこのためです。しかし、毎月同じように稼げるわけでありません。売り上げの無い月は固定給(基本給+資格手当)だけになるので、20万円程度となります。独身ならこれでも生活できますが、家庭を持っている人では毎月このお給料では生活が厳しくなるでしょう。そのため、高収入を得るために毎月モチベーションを上げて仕事に取り組む必要があります。

不動産業界の仕事の魅力

不動産業界に転職する事で、収入以外にも得られる財産があります。それは、多くのお客様と出会い、会話する事で得られる「学び」です。所得や職業、年齢や考え方が違うお客様と接する事で自分の固定概念が覆されたり、自分の人生に足りない物を見つけることができます。不動産の仕事を通して成長し、人生の大きな宝を得ることが出来るのです。また、多くの不動産を扱ううちに「この土地は地盤が固くて建物を建てやすい」「この街は交通環境が整っていて資産価値として下がりにくい街」など、業務を通して見極める力が付いてきます。結果、自分の家を持つことになった時も土地選びや物件購入で失敗せずマイホームを持てたり、不動産投資を始めても資産価値の高い物件選びが出来るようになるでしょう。また、得た不動産業で得られた知識と経験は、セカンドキャリアにも役立ちます。独立して不動産会社を経営したり、個人のファンドマネージャーとして顧客に資産運用のアドバイスをおこなったり、金融機関のファイナンス部門へ転職する事も可能です。

今後の不動産業界は

時代の移り変わりと共に、不動産取引に関しても新しいスキルや知識が求められるようになっています。インターネットを利用し、誰でもさまざまな知識が得られる時代となり、不動産業界ではより高い専門性が求められています。不動産のプロとして、投資家の投資目的に合わせてより信頼される情報を提供したり、少子高齢化に伴った住宅のリノベーションのアドバイスを行うなど、お客様の求めるニーズに応えるより高度な専門知識が必要になっていきます。